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5月の暑さは何が原因?涼しく過ごす秘訣とは?

5月の暑さのイメージ

5月の暑さのイメージ


肌寒い4月とは一転、5月に入ってから夏が来たかのような暑さですよね。全国各地で25度以上の夏日が続いており、関東甲信の内陸部や福島県などで、気温30度以上が観測されています。皆さん、早めの夏バテ気味ではないでしょうか。

 

近年では、5月から30℃を超えることは珍しくないのですが、こうも連日続くことは今まであまりありませんでした。今回はこの5月の暑さの原因と、涼しく過ごすコツを紹介します。

 

この暑さは二種類の暖かい空気が原因

暑さの原因のイメージ

暑さの原因のイメージ

一つは太平洋や東南アジアから来た夏の空気です。この空気は、梅雨前線が連れて来る空気で、蒸し暑さが特徴です。もう一つは、中国大陸から来た高温の空気です。今年は、この空気の温度が平年よりも高くなっており、この2つの空気が混ざり合って、日本に流れ込んでいるのが原因となっています。ただ、この暑さも梅雨に入るまでで、雨が降れば空気が冷え気温は下がるそうで、暑さが苦手な人は一安心ですね。

 

 

涼しく過ごすコツ

涼しいイメージ

涼しいイメージ

冷房を使ってしまうと電気代が心配ですよね?できるだけお財布にもやさしいエコな方法を〇つご紹介します。

 

1.服装で調整

まず最初にこれをやるべきでしょう。特に今年の5月は、平年の5月の服装では汗ばむので、半そで過ごしましょう。ズボンは薄手の生地がおすすめです。とはいえまだ5月、朝晩は肌寒いので、何か一枚羽織ったり、厚手の生地のものに着替えたりして、体調管理にもお気を付けを。

 

2.部屋の風通しを良くする

部屋の窓を開けるだけで、かなり違います。窓を開ける時は、虫が入らないように網戸にして、一方だけ開けるのではなく、南側の窓を開けたら反対の北側の窓も開けるようにすると、風が通り抜けて効果倍増です。

 

3.保冷剤で首や脇を冷やす

ケーキなどを買うとついてくる保冷剤を冷凍庫に入れておき、タオルやハンカチで巻きます。それを、首の左右やわきの下に巻いておくと体が涼しく感じられます。首やわきには太い動脈が走っているので、この部分を冷やすと冷えた血液が全身に巡り、体温が下がります。

 

 

4.冷たい食べ物を食べて体を冷やす

冷たい食べ物には、体を冷やす効果があるそうです。スイカ、アイス、ざるそば、そうめんなど色々とありますが、特にウリ科野菜であるスイカは、体温を下げたり、むくみを取る効果があり、夏バテ対策には持っての食べ物です。ただ、冷たい食べ物、全てに言えることですが、食べ過ぎるとおなかを壊すので程々に。

 

5.打ち水をする

日本では、冷房のない時代から打ち水が行われてきました。この打ち水には、撒いた水が蒸発することで空気中の熱を奪い、少し気温を下げる効果があります。朝夕の涼しい時間帯に行うと効果的だそうです。とはいえ時期的に早く、近所の方から少し驚かれるかもしれません。打ち水とまではいかないまでも、庭の植物に水をやるだけでも効果はあるそうです。

 

6.外では日陰に入る

この時期は、日向と日陰の気温差が体感的に大きく、日陰に入るだけでも十分、涼めます。建物に出来た日陰でも涼めるのですが、地面がコンクリートだと蒸しますので、大きな木の下で涼むのが一番、おすすめです。

 

まとめ

涼しいイメージ2

涼しいイメージ2

うだるような暑さが連日続いていますが、人がどれだけ「暑い!暑い!」と言っても、気温は0.1℃も下がりません。イライラして余計に暑く感じるだけです。暑いとはいえまだ5月、工夫次第で何とでもなります。私が紹介した涼しく過ごすコツで、少しだけでも快適に過ごされて頂けたら幸いです。今は不要不急の外出は控えなければいけませんが、新緑が美しい季節ですので、用事や仕事で出かけられる際は少し遠回りして、森の中で涼むのも、たまには良いのではないでしょうか。